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声を出さないとバドミントンは強くならないの?~声を出さない≠気持ちが入っていない、だとおおかみは思います~

みなさんお元気ですか?うちバドへようこそ!おおかみパパです。

先日行われた東京国体のこのキャラクターですが、


町田のゆりーと君の写真
町田駅のゆりーと君

ハトではなくて、カモメだったんですね。。。

最近の子バト騒動でハトに目が行っているので、こいつも勝手にハトだと思っていたのですが、、、確かに色が真っ白で羽先だけ黒。こんなハトは少なそうです。
#先日巣立ったうちの子バトもグレーだし。


おおかみ、大好きな所さんの番組を見ていました。ジュニアのバレーボールチームが国際大会で戦うやつ。世界ランキング1位の中国を破ったりして、がんばっていました。

その中で1人、声が出せないで叱られていた子がいました。アタックを打つ準備が出来たときに声を出さないので、セッターはその子の状況が分からない。その結果、適切なトスが上げられない。
あるいは、2人の中間にボールが来たときに声を出さない。その結果、お見合いになるというものでした。


確かにこれは困りますよね。どんなにすんごいアタックが打てたとしても、トスがもらえなければ宝の持ち腐れです。

おおかみがジュニアのコーチをしていたときにもいました。どうしても声を出せない子。ここではS君としましょう。
名物監督曰く
「とにかくあいつは声を出さない。なぁ~に考えてるのか分からん。」
…で、練習のたびに声を出すように指導していました。

誤解の無いように先に書いておくと、おおかみ本人はうっるさいです。試合だとたぶん体育館中で一番うっるさいです。ブーもやかましいです。あんまりやかましくて目立つので、隣の中学にファンクラブがあったとかなかったとか…。で、フーはこの2人に比べればまだまだですが、部活の中ではやかましくやっているようです。

なので、おおかみ本人としては、もし「声を出すなぁ」と言われたら即死です(笑)。でも、S君からはいろいろ教えてもらいました。


まずS君、決して気持ちが抜けている訳ではありません。試合でもよ~く集中しています。
”声が出ていない”≒”気持ちが入っていない”という方もいますが、決してそんなことはありません。
寧ろ負けん気バリバリです。競ると目つきが変わってきます。

アドバイスしても返事はないんですけど(苦笑)、でもプレーを見ているとちゃんと話を聞いていることが分かります。


あるときS君が県でトップの子と試合することがありました。S君もその後県のトップクラスになるのですが、当時はまだバドミントンをはじめて日が浅く、かなりの実力差がありました。

1ゲーム目はあっさり取られました。いつも通り声も出ていません。でも、目つきが思いっきり悔しそうでした。
実力差がある相手に少しでも食らいつくには、とにかく我慢していくしかありません。それは小学生の初級者には結構難しく、アドバイスしてもなかなか実行できません。

でもS君は違いました。相変わらずアドバイスにはウンともスンとも言いませんでしたが、
「とにかくチャンスが来るまでクリア、ロブで粘ろう。1本で決めようとしないで、ラリーしよう!」
というアドバイスを愚直に実行してくれました。

最後は延長で負けちゃったんですけど、あの時の良いクリアのラリーは今でも忘れられません。ラウンドに追い込まれても一生懸命ストレートのクリアで何本もしのいでいました。


返事をしないから聞いていないとか、声を出さないから気が抜けているとか。それは勝手な思い込みであることをS君から教わりました。

おおかみは声を出す人なので(笑)、どうしてS君が声を出さないのかはわかりません。
#余談ですが、S君のおかあさんはとってもハキハキした方なのです。

おおかみは心理学の専門家でもないので、S君の心中は察せません。”声が出ていない”のは事実ですが、”気持ちが入っていない”というのは勝手な推察です。そのことはしっかり心に留めておこうと思いました。


練習中、とにかく全員に声を出せ~!という方もいます。でも声を出すことにストレスを感じる子に無理やり声を出させることより、声を出すことに使う神経を1本1本のショットに向けてもらったほうが有意義ではないでしょうか。
声を出すことで楽になる子は、ほっといても自分から声を出します(笑)。メンバー全員に強制する必要はありませんよね。

もちろん、声出したほうが気持ちが良い子はどんどん出していきましょう!
ではまた!
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4 コメント:

  1. またまたビビッときましたね~
    なるほど~
    私も自分が声を出したいほうなので「声を出せ~~~」と子どもたちに言うほうです(笑)

    あの山口茜選手も声を出さないそうですね。
    あえて出さないようにしているそうです。
    小学校低学年のとき、声を出して試合して負けると感情が入りすぎて泣いてしまうから・・・とかインタビューでいってましたね。
    当時すでに自分の感情をコントロールしてたんですね~すごい!

    うちの団員も練習では声が小さいのですが、試合となるとやたら声が出る子たちが多いですね。
    声を出せない子、出さない子も上を目指して楽しくバドミントンしてるなら良しとしますか!

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    1. ちゃんりんさん、コメントありがとうございます!
      山口さんは声を出さないんですか!? それは気づきませんでした~。今度ビデオで確認してみよう。
      そうなんですよね。私も自分は声を出すほうなので、最初の頃は声が出せない子を見るともどかしく思ってました。自分の子には思いっきり「声出せぇぇぇ」と言ってましたし(笑)
      長女も最初はなかなか声がでなかったんだけど、あるとき声を出してみたら苦しい試合に勝ててしまいました。それで「声出すと勝てるねぇ♪」と図に乗り(笑)今ではやかましいです。
      なので声出しを勧めることを全否定するつもりはありませんが、出せない子の気持ちも大事にしてあげたいな~と思う次第です。

      ではでは。今後ともよろしくお願いいたします♪

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  2. 能動的に声を出すシャウト効果は科学的に証明されています。

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    1. bonnyさん、コメントありがとうございます。

      そうですよね。私自身も声を出す効果は感じています。
      子供達にもお勧めしたい!し、昔は結構強めに奨励していました。

      ただ、これが行き過ぎちゃうと「あいつは声を出していないから、やる気が感じられない」とかになってしまいます。部活になると声出しを強制するみたいなところもあるので、そのあたりを書いてみました。

      確かに、子供達に奨めるときも「科学的にも証明されているんだよ~」と言うのは良いですね。
      少し勉強してみます。

      ありがとうございました!

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