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いろんな競技のリアクションタイム~バドミントンは予測のスポーツです①~

みなさん、お元気ですか?冬休み明け、体調万全ですか?おおかみです。
#おおかみはようやく体調が復活してきました。


さて、その昔この地上を制覇(?)していた恐竜の中には、尻尾に石を落とされても、それを脳で感知するまで数分かかったのもいたとかいないとか。
#それで良く生きていたなぁ~と思いますよね。

で、最近この地上を制覇している人間様。人間様はとっても偉いので、
「足に石があたったらその瞬間に俺の脳は分かっているぜ!」
とか考えてしまいます(笑)。

でも、もちろんそんなことはありません。人間の神経だって、無限の伝達速度を持っているわけではありません。


たとえば陸上競技。100m走。スターターのピストルの音と同時に動いたら”フライング”です。
いろんな実験の結果、陸上競技でのリアクションタイム(反応時間)は0.1秒が人間の限界のようです。
#最近、0.1秒以下だという論文も出たみたいですが…でもどこまで行っても0にはなりません。

つまり、

  1. ピストルの音を聞く 
  2. 耳から脳に信号が伝わる 
  3. 脳から足に信号が伝わる
  4. 足の筋肉が動く

で0.1秒はかかってしまうということ。

なので100m走では反応時間が0.1秒より短い選手は”予測”して動いたとしてフライングになります。
まあ、恐竜で数分かかるところを0.1秒なのですから、人間はエライものですねwww。


ちなみにフーの水泳でのリアクションタイムは0.7秒程度。県大会で見ると結構遅いほう…(悲)。
でも、いくら陸上の一流選手と中学スイマーとは言え7倍も違うの?と思って調べてみました。

すると、陸上は「よ~い」で静止してから、動くまで(静止しなくなるまで)の時間をリアクションタイムとしているようです。
一方、水泳では飛び込み台から足が離れるまでの時間をリアクションタイムとしています。
「4.足の筋肉が動く」の後に、「5.足が伸びて飛び込み台から離れる」が入るんですね。

もちろん、水泳でも速い選手はリアクションタイムが0.5秒程度です。それでも筋肉が”ピクッ”としてから、足が伸びて離れるまで0.数秒かかるんですね。


さて、懸命な読者の皆様はすでにお気づきと思いますが…おおかみはこのあたりのデータからバドミントンのリアクションってどんなタイミングで起きているのか考えて見たいと思います。

単純に音を聞いて筋肉が動き出すまで0.1秒。この間にバドミントンのシャトルはどんだけ進むのか?見て動いて間に合うのか?

次回までにいろいろ計算してみようと思います。
ではまた!
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