おおかみ、水口哲也さんのワークショップ(WS)に参加してきました。ゲーミフィケーションのWS。
水口さんは『セガラリー』とか『Child of eden』とかつくった、ゲーマーの神様みたいな方です。中学生のみなさん、ゲーム好きですよね(笑)?
#興味のある方はGoogle先生に聞いてみれば沢山教えてもらえます。
おおかみ家のゲームはこれ一台だけ |
人間のWants(欲望)ってやつを基点にして、面白いアプリケーションをつくろう!というWSです。その中で、参加メンバーが思い思いに自分のWantsを書き出すフェーズがあります。
人間のWantsってのは本当にいろんなものがあります。例えば「晴れ男になりたい!」とかねwww。参加者のWants一覧はそうそうたる眺めでした。
バドミントンの試合に関係しそうなところでは、「勝ちたい」とか。人間の本能っていうか、欲望ですね。誰もがこういうWantsを持っていることは間違いないところだと思います。
試合って、やっぱり勝ったほうが嬉しいですよね?気持ちいいですよね?
中学デビューバトラーのみなさんは、最初のうちはなかなか勝てないかも知れません。
負けが続いて面白くなくなって、やめてしまうなんてこともあるかもしれません。
でも、勝てれば楽しいんでしょうか?
例えば周りが小学校低学年の子ばかりだったら、試合をしても勝ちまくれると思います。勝って、勝って勝ちまくって。でも、それってあんまり楽しそうじゃないと思いませんか?
#シャトルもどってこないだろうし(笑)。
おおかみの長女のブー。小学校の頃は「今回はトーナメントが悪いなぁ。すぐに強い子とあたっちゃう。」とか言ってました。実はおおかみもそう思っていました。
でも高校生になったブーは、試合に負けても「今日の試合は楽しかったぁ~!」と帰ってくるようになりました。強い子とあたるドローになっていると、却って喜んで楽しみにするようになりました。長いラリーを楽しんで、帰ってくるとバタンキューで寝てしまいます(笑)。
ブーはまがりなりにもジュニアからバドミントンをやっていて、高校の部活内では頭ひとつ抜け出していました。もちろん練習は楽しいんだけど、真剣に打ち合って、競える相手がいないのは少しさびしいところがあったのではないかとオオカミは思います。
つまり、人間には「勝ちたい」というWantsがあるんだけど、その反対に「競りたい」、少し極端に言えば、「負けたい」っていうWantsもあるようです。
ぜんぜん勝てない状況ってのは、考えようによっては
これからの楽しみがたっくさんある!
ということですね。きっと。
だって、「負けたい」って人からしたら、「周りがみんな強くてなかなか勝てない」って状況は夢のようでしょう?
サッカーでも野球でも、日本にいれば勝ちまくれてお金も沢山もらえる人が、ヨーロッパとかメジャーリーグとか行くのも「勝ちたい」より「負けたい」のWantsが強いから。
勝ちまくれるところにいても面白くないんですよ。きっと。
だから、
「強い中学にいてなかなか部内で勝てなくて試合に出られない」
っていうのは、
「弱っちい中学でシャトルを打ったら帰ってこない」(ので、面白くない)
よりも、ずっと希望があることなんです。
だって後者は自分ではどうしようもないでしょう?周りに頑張ってもらって、自分より強くなってもらうなんてことはなかなか出来ません。
自分が頑張って強くなっちゃったら、よけい面白くなくなるんですよ(苦笑)。なんか悲しくないですか?
でも前者は自分ががんばって強くなれば、その分確実に面白くなる。どんどん先に進んでいく自分がわかる。わくわくしますよね?
中学デビューバドラーのみなさんは最初はそうかんたんには勝てないかもしれません。
でも、それは悲しい状況ではなくて、とても恵まれた状況なんです。
頑張れば、頑張っただけ楽しくなるんです。
だから、かんたんにやめないで頑張ってください!応援しています。
ちなみに、おおかみが参加したワークショップで「負けたい」っていうWantsを書いた人はいませんでした。なかなか意識しにくいWantsなのかも知れませんね。
えっと、あんまり文章が上手ではないですね(悲)。少しでも伝わると嬉しいんだけど…
今回はおおかみから「なのちゃんズ」へのメッセージでした。
ではまた!
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