ちびまる子ちゃんがノッポ君に対抗するには～立体の角度あるショットに平面で角度あるショットで対抗♪～

みなさんお元気ですか？うちバドへようこそ！おおかみパパです。


少し前の話になるんですけど、春休みに参加した練習会。そこですんごいラリーを見ました。

当時中学校３年生（今は高校生ですね）のノッポ君と可愛いちびまる子ちゃんの試合。２人ともバド有名校に通う超スーパーじゅんちゃん。

まあ、ラリーが速くて長いこと。おおかみ、見ているだけでぜぃぜぃしてきましたwww。

ノッポ君とちびまる子ちゃんは、身長も頭ひとつ分以上違うし、とうぜん手の長さも違う。
ジャンプ力も違うので最高到達点でいうと80cm位は違ったように思います。
＃ひょっとするともっと違ったかも…


１ゲーム目は、お互いにショットの精度のすんばらしいこと！特にちびまる子ちゃんの精度はすんばらしい！
ちょっとぐらい追い込まれても、ほんとギッリギリに返すのでノッポ君のほうが根負けするシーンが多かったです。

ほんと、バドミントンってのは技術が大事だなぁ～と思いました。


…で、たまにあがったあまいロブ/クリアを決めるとき。ノッポ君は高さがあるので、思いっきり角度をつけて叩きつけるとコートの前のほうに刺さります。当然これは返せない/返してもあまくあがるので、結構な確率で決まります。

じゃあ、スマッシュで決めるのは圧倒的にノッポ君か？というと、必ずしもそうではなかったのがおおかみの驚いたところ。


ちびまる子ちゃんも、あまく上がったシャトルはノッポ君と同じくらいスマッシュでビシッとコートの前方に決めていました。

さて、どうやって？

ちびまる子ちゃんはスマッシュのスピードではノッポ君にかないません。中学３年の男の子と女の子ですから。
＃小学生だと女の子が速かったりしますけどねwww。

上から叩きつける角度、ヒットする高さは圧倒的にノッポ君のほうが高いです。だから普通に上から角度をつけると、ノッポ君のスマッシュのほうがコートの前に刺さります。
ちびまる子ちゃんは打点が低い分、どうしてもシャトルが伸びて、手の長いノッポ君に捕まってしまうように思います。

でもね、ちびまる子ちゃんのシャトルは、ノッポ君のシャトルと同じくらいコートの前のほうに決まっていたんです！


高さでは圧倒的にノッポ君の勝ち。
でも、ちびまる子ちゃんは高さで角度をつけるんじゃあなくて、平面で、横の角度をつけることで、コートの前のほうにシャトルを落としていました。

ノッポ君のスマッシュ

ちびまる子ちゃんのスマッシュ

もちろん、クロスのスマッシュは相手に読まれてしまうとカウンターでやり返されてしまいます。そこを読まれずクロスに決めるところが、超スーパーじゅんちゃんならではです。

高さによる角度とスピードで決めるノッポ君。
横の角度とコースを読ませない技術できめるちびまる子ちゃん。

バドミントンって、奥が深いなぁ～。
技術とか、頭とか、大事だよなぁ～。
と心の底から思いました。


身体能力が勝敗の大きな部分を占めてしまう競技もありますが、バドミントンはやっぱりそれだけじゃあありませんね。

体のちびっこいなのちゃん。技と知力で勝ちましょう！
ではまた。