本番には強いほうだった小学校時代のブー |
さて、技術的には上手いのに試合になると勝てない子。
大事なところでこの一本がなかなか取れない子。
延長戦になると勝ちきれない子。
…いますよね~。思い当たる節はありませんか?
おおかみの貧しいコーチ経験からではありますが、そういう子は
練習の1本目でいきなりミスをする
ことが多いように感じます。
つまり、練習の1本目を何となく、ダラ~っとはじめちゃうのです。
考えてみればこれは当たり前のようにも思います。
「練習の1本目をダラ~っとはじめてるけど、試合の大事な場面ではビシッと決めるぜっ!」
っていうのは、ちょっと虫が良い話ですよね。
つまり、毎日の練習の開始にピッとテンションをあげられるか。
練習の区切りごとにピッとテンションをあげられるか。
もっと言ってしまえば練習の最中、ずっと高いテンションを保てるか。
これが本番に強くなるため、メンタルを強くするために必要な気がします。
では、その”スイッチ”を入れるためにはどうすれば良いのでしょう?
「テンションをあげようと思う」だけでテンションがあがれば苦労はしませんよねwww。
おおかみの出身高校では、プレーするとき以外にコートに入ること、コートを踏むことは厳禁でした。ウォームアップでランニングしているときにコートの角を踏んだりすると、ペナルティでトレーニングをさせられたり(苦笑)。
1年生の頃は「面倒くさいルールだなぁ…なんでそんなこと守らにゃならんねん!」と思っていました。
でもね、これを毎日毎日繰り返しているとどうなると思いますか?
コートの上が特別な空間になっていくんです。目には見えない壁が、コートの外ライン上にすーっと立っているように感じるようになるんです。
…で、その中に入れるのはバドミントンをプレーするときだけ。それ以外のときは壁にはじき返されます。
そしてコートに入ったときは先輩が相手をしてくれるので、いやおうなしに真剣です。
これを繰り返していると、コートの線を跨いだだけでテンションがピッとあがるようになります。
#人が変わるとも言われます(笑)。
これの所為でおおかみは大学4年のとき、サークルで行われた「いっちばんおっかない先輩は?」というアンケートで「コートの中のおおかみさん」という回答をいただきましたwww。
今は年老いたせいか、そこまでテンションはあがらなくなりました。けれど、コートの中はおおかみにとってやっぱり特別な場所ではあります。
これも試合のときにピッとテンションをあげるひとつの方法ですよね。コートに入ると自然にスイッチが入る。面倒なルールだったけど、とても役に立ったように思います。
似たようなものに体育館に入るときに挨拶をするってのもありますね。
これもただ声を出すんじゃあなくて、心の底から体育館と練習環境に感謝して挨拶を続けてみてはいかがでしょうか。毎日続けているときっといつか体育館に入るだけでスイッチが入るようになります。
先生に言われていやいや挨拶するんじゃあ、残念だけどきっとダメです。
どんだけ心の底から練習できることをありがたいと思えるか。
それが本番に強くなる第一歩だと思います。
ま、説明もなく、ただ「挨拶しろぉぉぉ~」「コート踏むなぁぁぁ~」と強制だけする指導者がいることも確かなんですけど…。
でも、そういうルールには何かしら理由があるもんです。そういうことも考えられると良いし、感じられるようになれば大きな進歩ですね。
それでは、また!
#だんだん暑くなるから、水分補給は忘れずにね~。
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