みなさんお元気ですか?うちパトへようこそ!おおかみです。
今回も引き続きロングサービスです。こんなに長くなると思わなかったんだけど、書き出すと結構いろいろ思い出して…(笑)。
ブーもフーも不器用なので結構苦労しました。できる子はすんなり出来るんですけどね。
リストスタンドして、手首は固定して回内でシャトルを弾けるようになったら、次は反動をつけて強くたたけるようにします。
これがまたなのちゃんには難しいんですよね。すぐに力んじゃったり。
今ではブーはロングハイサービス上手です。でも、ちゃちな体育館だと天井が気になって調子狂ったりします。そのくらいたっか~いサーブを打ちます。
そんなブーでも「どうやって反動をつけているか」をフーに説明させたら無茶苦茶まちがっていました(苦笑)。説明していたラケットの向きがまったく逆だったり…。本人は何も考えずに自然にやっているんですね。まあ、そりゃそうだけど。
そこでフーには2012年総合の女子シングルスの試合を見せました。サーブのところをスローにしたり、コマ送りにしたりしながら。いやぁ、最近のHDレコーダーは便利ですね。コマ送りするとラケットの動きが良くわかります。奥原さんと今別府さんと三谷さんのサーブをコマ送りでじっくり見ました。
なのちゃんはすぐに「最初の構えがかっこいぃ~」とかに注目がいってしまうんだけど、ここは腕を後ろに下げて反動をつけるところから、インパクトまでに注目です。
最初の構えは3者3様です。リストスタンドせずに手首を伸ばしてラケットを高くあげたところから振りだす選手もいます。これはイチローがバットを構えるまでの動きと同じですね。儀式みたいなもんです。そのまま、手首を伸ばしたまま打つわけではありません。ここに注目して無闇にまねると、痛い目に合うかも知れません…
でも、腕を後ろに持って行って反動をつけるところからインパクトまでは同じ動きです。まずはここに注目して、この動きをまねましょう。最初の儀式はある程度打てるようになってから、かっこいいのを考えましょう(笑)。
#でも、やっぱり最初から一流選手の儀式をまねたいときは(笑)、奥原さんがいちばん無難(正しくまねやすい)な気がしました。
名物監督が良く子供に注意していたのが
「こらぁ、サーブのときは後ろでピーンと腕を伸ばさない!」
です。確かになのちゃんはラケットのヘッドを上向きにして、後ろでピーンと腕を伸ばして、止めたところから振りはじめること結構あります。
これはあんまり良くありません |
これだと反動をつかいにくいので、高いサーブを遠くへ打ち出すのには不利です。引いた腕は止めずに前方へ送り出します。肘にも余裕を持って。
とはいえ、正しい動きをなのちゃんに口頭で説明してやってもらうのは至難の業です。
なのちゃんは一度にたくさんのことに注意を払えません。なので上手く反動をつけられていなかったら、状態を見て何か1つ注意するポイントを指示できると良いです。ただ、これは個人個人修正ポイントもボキャブラリーも異なるので、親/コーチのコミュニケーション力の見せ所です。
例えば、うちの3兄弟だと、
- ブーのときは、「クリアを打つつもりで腕を引いて、そこからサーブを打ってごらん。」で上手くいきました。基本的に上腕から先の使いかたは同じですから、そのイメージを持ってもらいたかったので。ブーは何かまったくの別物と思ってまったく別の振りかたをしていました。
- 最初の構えをちょっと変えるだけで上手くいくこともあります。フーは構えのときに「顔の前でラケットを伏せたところから始めてごらん」で上手くいきました。最初は…(笑)。
- フーの2回目は「体の前におっきな卵があると思って、その下をなでるように振ってごらん。」で上手くいきました。(2回目って何?については次回のブログで紹介します。)
- フーの3回目は「体の後ろに腕を持って行ったときに、ラケットの頭を下向きにしてごらん。」で何とかなりました。
- ウーは…いまだに上手くいっていません(悲)。男の子はぶん回すので難しい…体が小さくてラケットが相対的に長いせいもあるかも知れません。
って感じです。ま、イライラせずに気長にやることです(笑)。
#どんな風にアドバイスするか、老化防止の頭の体操にもってこいですよ~(笑)。
いろいろ工夫して何とか打てるようになったブーとフーでした。けれども、フーは1週間もすると元に戻るか、あるいは状況が悪化して帰ってきたのです。その理由はまた次回に…
それではまた!
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