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優しいたっくんとおおかみのイップス話~ブーのジュニア日記番外編~

みなさんお元気ですか?うちバドへようこそ!おおかみパパです♪


パパさん、ママさん、会社でどんな挨拶してますか?
「お疲れさまぁ~」とか使ってますか?

ある会社では「お元気さまぁ~」と言っているそうです。
確かに、お疲れお疲れ言われ続けるより良さそうな気がしますねw♪




さて、今回は「たっくん」のお話を書きます。


たっくんはブーと同学年ですが、黒ジュニではブーのちょっと先輩。
ウーとおなじく2人の姉に囲まれた末っ子。

女の子に囲まれた末っ子。ウーもそうだけど優しいんです。

ただ性格ってのはどんな性格でも現れかたによって良い面と悪い面があり。
かまってあげないと、時々すねちゃったりするんですww。


バドミントンも上手でした。けれども、ブー学年の黒ジュニ男子は黄金期!
同じ学年の中で5、6番手ってところ。



白状しちゃいます。

このたっくんにフィードするのがおおかみ、大の苦手でした。

周りの子と比べて、自分が上手く打てないことに気づくと、

「俺の時だけちゃんとあげてないぃぃぃ~~!」

とすねちゃうことがありました(涙)
優しさが気の弱さに変わり、それが外に向かうとすねちゃうんです。



白状しちゃいます。

おおかみがイップスになったのはこの時からです。
女子中高でかわいく素直な女の子たちにノックしていた頃は考えたこともありませんでしたw。

フィードするシャトルが悪いから、子供が上手にならない。

でも、本当はそうなんですよね。
質の高いフィーダーは質の高い選手を育てる。これには異論ないと思います。

素直なたっくんは口にしてくれましたケド、他にも心の中でそう思っている子供もいるかも知れない。
小心者のおおかみ。これにはけっこう参りました。
#実は狼の皮をまとった羊?


そんなこんなで、おおかみは内心たっくんにビクビクしていたんですケド。
それを知ってか知らずかたっくんはよくおおかみのそばに寄ってくると、ま、どうでも良いような話をしていきました。


ある日、シャトルを上げているおおかみのそばに寄ってきたたっくん。
こんなことを言いました。

「あのさぁ~。おれさぁ~。いつか大会で優勝するんだぁ~」


白状しちゃいます。

おおかみ、ちょっと無理だろ~と思いました。
同じ学年には全小で準優勝したペアもいましたし、この学年は他にもタレント揃いでした。

おおかみ、フィード中だったこともあり、生返事をかえしてしまいました (_o_)
しばらくすると、ちょっと寂しそうにたっくんは離れていきました。


それからしばらくして、たっくんは黒ジュニをやめてしまいました。

おおかみの生返事が原因だったのか?
それは分かりません。

けれども、いまでも、あの時のたっくんに何か伝えておくべきだったんじゃあないかなぁ。
…と、イップスに陥るたびに思い出しては後悔しています。


そのたっくん。高校ではバドミントン部に入ったと風のうわさに聞きました。

バドミントン、楽しんでいてくれればいいなぁと思うと同時に、
バドミントン、嫌いじゃあなかったんだなぁと…。


きっと今のたっくんは大きく成長していることでしょう。
おおかみは少しは成長したかな~。

少なくとも、いまだったらもうちょっとマシな声をかけられるとは思っていますケド
どうかな~。いやいや、まだまだ成長しなくては!


それではみなさん、ごきげんよう♪
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