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バドミントン大会のプチアドバイス「ラリーを数えてごらん。10本続けてごらん」


格上の選手と試合をするとき、サーブレシーブでかんたんに横に出してしまったり、ネットにかけてしまったりすることは、初心者、初級者ではよくあることです。大人でも追い込まれると結構やってしまいますものね(笑)。


試合経験の少ない子の後ろにつくと、ガチガチになってこうなることが良くあります。そんなとき、小さい子ほど、そして男の子に良く効いたアドバイスがこれ。

「ラリーを数えてごらん。10本続けてごらん」

相手の強さによって「10本」は調整しても良いと思います。「何とか1本で決めよう、早く決めてしまいたい!」と焦っているとき、極端な場合には「早く試合を終わらせてコートから出たい…」と気持ちが完全に萎えてしまっているときに、気持ちのベクトルを別の方向へずらしてあげます。

試合の勝ち負けはともかくとしても、サービスレシーブだけで終わってしまっては次の試合につながりません。少しでもラリーを続けて、次への課題を見つけてもらう。あるいは、勝てなくても強い子相手に10本ラリーが続けられたという”ちょっとした自信”を持ち帰ってもらう。そうやって少しでも多くのコトをコートから持って帰れると良いなと思います。

実はオオカミ、自分でもシングルスの試合中に混乱したときに密かに使っています。大抵ちょっとづつラリーを長くできて落ち着くので、大人でも効果があるかも知れませんね。それともオオカミが幼いのか、バドのレベルが低すぎるのか(笑)

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